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木っ端微塵ドル箱日誌

木っ端微塵ドル箱日誌

パチンコ回想録6~10

その6 1983年3月 とりあえず浪人脱出。 

一通り受験は終了。発表を2校待つのみで、共に自信ない。

今後の身の振り方を考えねばならない・・・。3浪はする気ない。

就職も考えたくない。各種学校か通信教育か・・・。自分の中では決める精神的な余裕すらない。

外出後、×××という名前のお店?2浪時代の友人からやたら電話が入ってる模様。

×××?パチ屋の名前であるけど、何だろう??

友人らは皆既に数校合格しているので、もう余裕??

暫くすると×××よりTEL。話の内容は・・・。

友人Sらの紹介で電話したとの事で「近いうち、新装開店があり、スタッフが不足しており、宜しければ履歴書写真付きで明日こちらに来られませんか?」

随分強引だな・・・。友人Sも随分なヤツだ。既にヤツらは働いている。

取りあえずヒマになりそうだし、良いかな??

で、パチ屋に就職??イイエ、あくまでもバイトです!!。(笑)

まさかパチ屋で働くことになるとは夢にも思いませんでしたが。

時給550円。暫くは9時半~17時までとのこと。

それもいきなりで、「明日から」と随分強引な・・・。(涙)

あとで友人Sに抗議をするが、なにやら凄い攻略法があるとのことで、絶対に働くべき!というのです・・・。何の攻略法だ??

ただ、それが使えるのはその月の月末までだそうで、月末に全国から姿を消すとか・・らしい。

最初、バイトには気が乗らなかったけど、何やら楽しそうだし、受験で失敗していてかなりムシャクシャしていたから、働くことに・・・。

当日、スタッフは朝5名。自衛隊出身のTさんに学生3人。

カウンターには年齢不詳の姉さん?30半ば位かな?。

最初は「アレンジボール」担当。

台の払い出しやリセット、雀球の懸賞役や役マン賞の説明などなど。

軍艦マーチが流れ、開店です。

何やら暗そうなお人が3人早々に打ち始めます。

アレンジボールのセブン台は存在は知っていましたが、どーいうルールーかはわかりません。

100円で、コインは3枚。コイン投入後、手打ちか電動ハンドルか機種により違いますが(手打ちが殆ど)

コイン一枚に対し、16球の打出しができ、ビンゴのように数字が縦横斜めにそろうことに1点~最大10点まで。

1点=コイン1枚の払い出し。

777が一度でも揃うと打ち止めまで確率が変動する。デジ系アレパチの元祖

以上のルールで、アレパチが何で16球で打出しが止まるか、

点数によって当り玉が出るか?そして1点が16球払いか、おわかりになられたでしょうか?

また、確率の変動をさせるというのは既にこの頃に原点があったということもおわかり頂けたでしょうか?

アレンジボール型パチンコがアレパチなんです。

開店後10分も立たずになにやら「ぴ~」とかいう音。

バイト初日、初フィーバーは太陽電子(タイヨーエレック)の「スロットル2号」というタイプ。777が揃っています。60代の男性でした。今でも顔を覚えています。

相撲取りの元関脇鷲羽山そっくりのオジさんでした。

打ち止めで約5000円位になるそうです。100枚定量だったかな?

結構アレンジボールが流行っていた時期です。

ハネモノのアレンジボールや磁石でヤクモノに玉を引きこむ「ブラックホール」とか・・。

種類だけでも10機種くらい設置しておりました。

初日が終わり、翌日は遅番。友人と同勤務。

営業終了後、すごい攻略法がわかるらしい。ワクワク。

ところで、

受験なんですが、この日別の同じ大学を受けた人間から「発表見たのかよ?」との電話。

発表??どーせ落ちているから・・・。

その友人が今合格者番号一覧があるから見てやろうか??とのこと。

私「そーして」。完全無気力。

友人、怒りながら「お前合格してるぞ。手続き明後日までだぞ!間に合うのかよ!」

私「マジですか?」

友人「マジ」ってお前のことだろ?しっかりせ~!取りあえずおめでとう!だと。

何かすご~く嬉しいけどこういう時って不思議に実感できないもの。

ドル、3浪回避!・・・深夜でしたが、慌てて親に報告。

急なので親も困る(笑)。


<本日登場の機種>
スロットル2号(太陽電子)
1点=1枚(パチダマで16球分)
最大10点。
スルー通過でデジタル回転。777が揃うと電チューが開き、MAX10点。
以後、打ち止めまで数字が揃い易くなる。
77Xや111などで中当り。
2号は縦と横で結んだ数字が4個揃うと、1点。1個プラスで1点プラス。
難しい入賞口があり3つまでは揃うが4つが揃わない仕組みになっている。

その他、スロットル1号は円形に16個の数字が並んでいて、4つ並ぶと1点。

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その7  1983年3月10日ごろ

とりあえず、最後の発表超難関校は当然「落ち」でした。

だけど、なんとか大学生になれるので、ものすご~く「ホッ」とはしています。

バイトの2日目、元々暫くは朝番でしたが、この日は慣れる為に遅番。

遅番のメンバーには驚きました。

友人以外は、全て、ロン毛、金髪、超スリムなジーンズ。なんや?この世界は!

某大学の「軽音楽部」ですが、軽音楽??かるいおんがくの事??何処が?

まだ、なじみの薄かった「ヘヴィーメタル」バンドを組んでいる連中で・・・。

だけど、カッコよかった!何気に肩に背負うギターが似合うに合う!!



当時は22時が閉店です。閉店後、掃除を終えて、お楽しみの時間。

西陣のターボRという機械。社員、バイトみんな、「手入れ」でチャッカーに入れ、バシバシとストップボタンを押します。

一斉に大当たり。簡単に大当たりを当てるンですよ。これにはビックリしました。

「タッタカタッタカタッタカ~~」という耳につく音が店内轟きます。

ヘヴィメタの兄ちゃんが一番簡単な方法を教えてくれました。

ゾロメの後の「ビタ押しに近い押し」です。

電源投入後一発目が容易に揃うらしく、何度か私もヤリましたが、うまく行きません。

その他、ルーレットが「同調する瞬間」に押す方法とか、音で判断する方法などがあるようですが、「同調する瞬間」が一番効果的だとか・・・。

彼らは、こんな攻略法を知っていながら、全くパチンコをやらないというから尚更ビックリ。

ターボRでも旧タイプが攻略できて、最終タイプはダメだそうです。

この頃、西陣の「ターボ」は検定切れを理由に同年3月31日までに撤去しなければならず、多くの店は新機種「ルーキーZ」に入れ替え始めています。

あと2週間かぁ・・・。バイト殆ど入れてしまったし・・・。

翌朝の早番、パチンココーナーを担当とのことで、パチンココーナーへ。

朝から3人程、一斉にターボRに向かい、朝一でイキナリ出しています。

その中には中学の時の友人Yも居て、何やら、みんな1回出すとおとなしく一般台に行きます。???。店との内約で「1日1回のみ」を約束しているらしい。

Yは、明日時間ある??O会館に来てくれば「出してあげる」と言うのです。

タイミング良く翌日は遅番に変更してもらったので、朝時間があります。楽しみだな~~。


で、翌日、O会館に行き、指示通り「ターボX」に向かいます。「俺が出すまで絶対に打つな」とのこと。

彼はすぐにターボRを出し、その後私のところに玉を一握り持ってきてハンドルに手を掛けます。チャッカー入賞と同じに「みえるじゃ~ん]と叫び、ストップボタンを。すると・・・。「ひゅ~んひゅ~ん・・」。

画面には777が!唖然、呆然、愕然。

1回で打ち止めのため、交換しなければなりません。「次はターボR」だ。

これも数回のボタン操作で、見事777-7。

友人から、いちお、縄張りがあるのと、今日はコレくらいで帰ってくれる?と言われ、それに従う。だけど、足ガタガタ、魂は浮いてる・・。恐ろしいものを見てしまったような・・・。

投資ゼロ、換金14000円。これには本当に驚きました。

友人が出してくれたのは、その週で撤去だかららしく、でなければ私になんか教えナなかったでしょう。

ターボXは000「朝イチ出目」の最初のスタートで左が「4」の時に押すと777になるらしい。

ゾロメ後でもOKらしいが、結構訓練が必要。

殆どの店は「ストップボタン」を細工して(違法だが・・)対応しているらしい。

パチンコ始めたのが「兎と亀」の攻略法。そして、ターボ。

パチンコには攻略がある。こんな先入観が根強く付き、それが故、オカルト信者から脱出できなかったというのは事実です。

攻略本などありません。たまに「平凡パンチ」とかで特集があるくらいで。

だから、かなりネタがあったのは本当で、そのネタが暫く使えるということもありました。今では考えられないですね。

<本日登場の機種>
ターボR(西陣)ALL13。
3つあるルーレットが777+デジタルが7で30秒+10R。
スタートチャッカーは3箇所。
777-7が揃うとルーレット自体がアタッカーに変身。
Vゾーンはアタッカー下青いチューリップ。
111-×や777-×で10秒開く中当り。
その他は1秒と全てのチューリップが1回転する。
最終タイプは中当りは777-×のみ。
1回の出玉は約2500発前後。

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その8  1983年桜の頃 5月病発生?実は依存症??

パチンコ屋でバイトをするようになり、機械の毎日睨めっこしていると、パチンコはやるものであって働く所ではないと感じるようになります。

やっと入った大学も、時代遅れの学生運動が盛んで、バリケードが張ってあるすご~いところでした。

某誌、女性パチライターと同じ大学で、多分、入学も同じ時期だと思います。

プロ野球選手が多く出るところで、赤ヘル軍4番のKやY球団の捕手H、G球団の捕手M等がほぼ同じ頃の出です。

さて、入学式・・・ゼロタイガー打っていて忘れてました。(汗)

オリエンテーションは某パチ屋が新装のため並んでました。 (爆)

なので、大分経ってから学校に通いはじめたのですが、行く前から既に5月病発生。

でも、行かなきゃと思い、舐められたらいけないという思いから、頭リーゼントにバキーパンツにサンダルで学校に・・。(笑)

大学生にそんなヤツは殆ど居ません!

高校が「ビーパップ」みたいな学校だったので、ツイツイ。

お蔭様で、学生運動が激しかった中、それらの人から一切声もかけられず、サークルの勧誘もありませんでした。

しばらくすると無期限スト、さらにはロックアウトしていたり、機動隊が待機してるなど。物々しく、それも手伝い、更に学校に行く気が無くなりました。

そんな感じの中、地元のT球殿が大々的にOPEN。一般台が非常に良く出ました。

私は、バイトとパチンコの2本立てで学校どころではありません。

ターボシリーズが撤去され、兎と亀も姿を消し、普通に打つしかありません。

まだ釘を見る技術はありませんので、打ち止め開放台を狙うことが中心でした。

西陣のエレックスサンダーバードという後年一発台になった台が好きで、これの開放台を専ら狙っていました。

センターチューリップに入賞すると、チューリップが開き、ヘソに道が出来ます。
ヘソに入るとアタッカーが10秒開くという台。

同じところに入賞するとパンクするのですが、普段は入れ!と祈るのに、入賞すると入るな!と叫ぶこの矛盾がなんともたまらないものでした。

かなりこの頃打ち止めましたよ。

スピードもある台でした。スリルもあったな。

あのドキドキ感って今のパチンコにはありません。楽しかったな~。

そんな事してるものだから、友達も出来ないし、合コンなんんかはもっての他。

誠にくら~い学生でした。

暫くすると、2~3度話したYというヤツから電話が入り、「学校来た方がいいよ」

同じ専攻のものは代返しててくれてるようだし、レポートも提出してくれたらしい。

そこまでしてくれる人が居るんだからちょっとは行かないと・・・。それでも何だか学校に行く気が起きないとんでもないヤツです。

でも、これがきっかけで多少は学校に行くこともあり、次第に仲間も増えました。

暫く、世間並の人間交流が無かったから、ギクシャクしてましたね。

麻雀が出来たのが幸いしたか、それが理由に学校行っていたようなモノです。

パチンコもすご~く楽しい台ばかりでした。

ハネモノ10カウント規制が入り、だけど、それが故、V入賞が甘くなり、遊べるようになった。

ラドン、ガンダム、荒鷲など、役にこだわった台も増えました。

西陣はプラモデルメーカーと提携の為、かなり精密な役モノを登載し始めました。

ハネモノのガンダム(エレックスヒーロー)はガンダムが役にあり、物凄いカッコイイ台でしたし、メチャ甘い台でした。

タイアップやパクリは西陣が始まりかな?と今でも思っています。

<本日登場の機種>
エレックスサンダーバード(西陣)
ALL13、センターチューリップ入賞が特賞。
入賞は左右の飛びこみか天下左右の入賞口。
入賞後、「ヘソ」に入り易くなり、ヘソ入賞でアタッカー10秒OPEN
後年は一発台に変身。
左右の飛びこみを極端に下げ釘にし、天下とパンク入賞を完全に閉め、偶然のみで入賞するように設定。偶然に入ると、偶然のパンクが無い限り一発で打ち止めまでまっしぐら!
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その9
1984年新春の頃、プチゴト、店黙認

女っ気ガ全くないまま、大学2年を迎えようとします。

大型店が新規にOPENし、連日連夜の大開放。この店12月の大晦日が差し迫ったころにOPENしました。

2.2円交換、3000発打ち止めですが、これが出る出る。

前回にも書きましたが、西陣がなかなかの作品を出しております。ターボRの役を使ったハネモノ「エレックレインボー」は辛い台でしたが、ターボファンが釘付けになるデキでした。

その後、D-51とゼロアタックというこれまた素晴らしいヤクモノ搭載の台を発表。特にD-51は大HITとなりました。

「銀河鉄道999」をモーチーフにした台で、なぜか機関車にハネが付いていてそのハネで玉を拾う。V入賞が比較的甘く、遊べる機械でした。

パンクしそうになると踏切の音「カンカンカンカン」と信号機が点滅し、焦りにあおりをかけてくれます。(爆)

同時発売のゼロアタックはV入賞すると、ゼロ戦が1回旋廻するんです。コレがカッコよくて。

新規店にもこの2機が24台づつありました。

バイトしていた店でも発覚し、傾斜を変えるなど対策していましたが、このゼロアタック、傾斜によってはVゾーンとガラスの間に玉が挟まるのです。

悪い子の皆さんはすぐ気付きました。1回V入賞すれば、間違い無く8Rまで完走出きる。しかも8Rで玉が挟まったら閉じるまで打たない。
次の落し入賞で台を軽くどつく→再びV入賞・・・1回入れば打ち止めまで!!

店員呼ぶと、「落し入ったら軽く叩きな」と店員が言うくらいだから困ったモノです。当時はセンサーなど無く、ハネに玉が感知しなくてもエラーは出ません。

これは狂ったように狙いましたね。

更に、この台、設計上のミスがあり、右ハネに玉が乗ると、ハネが静止し、さらにVゾーンに向かってハネが止まったり、玉を乗せるとほぼV入賞になる台などあり、多くの店はスプリングを変えたり(違法)撤去するなどしておりました。

今でも覚えております。71番台。我々のグループ(3人)以外は絶対打ち止めすることが出来ない、でも毎日必ず打ち止め台になる・・・。

それは、右のハネに玉が乗ると9割がV入賞します。なので、最初から右打ちします。で、ず~と右打ちですと、ほぼ全部がV入賞するため、あっという間に8Rまで行ってしまい、玉があまり増えません。

我々は、通常右打ち→V入賞→7カウント迄左打ち→8カウントから右打。このやり方で毎日ローテーションを組んで打ち止めしまくりました。

フツーの人は右に弱点を見つけても右オンリーの打ち方のため、玉が増えず、木っ端微塵。

知らない人はフツーに打つから、左落しはガチガチなんで、絶対に出ない。

釘師もコレに気付かず、右落しは無調整。6ヶ月持ちました。

しかも、打ち止めになって開放されても、まず誰も出せないので、捨ててある。
夕方から再度打つ=勝てる。こんな極楽な時代でした。

プロがこのシマ2人居ましたが、この人達も自分の台がある。従い、お互い暗黙の了解で朝からは侵略しませんでした。

お蔭様で、教習所通学とバイクを手にしました。

予算1000円もあれば打ち止め。こんなモノ見つけたモノですから、バイトは辞める、学校には行かない。最悪の大学生活でした。

また悪いことに、この店の隣は教習所なんですよ。(大笑)。

こんなことしていたから卒業はヤバかったことは事実です。それと、当然彼女なんか出来ませんよね。(笑)。


<本日登場の機種>
エレックスD-51(西陣)ALL13、ハネモノ。
10カウント8R。
ヤクモノはD-51。セル板左上にメーテルが描かれており、デザインは抜群。
海賊基盤が出回り、10カウントでない台もあった。

エレックスゼロアタック(西陣)ALL13、ハネモノ。
10カウント8R
役のゼロ戦が旋廻し、プロペラが回る。役が変動するのは画期的でした。
欠陥だらけでヒットせず。

エレックスレインボー(西陣)ALL13、ハネモノ。
10カウント8R但し、11球目V入賞は無効、上の2機はコレを改善。
役はターボRを使い、奥にVゾーンがあるが、Vの位置に無理があり、非常に入りにくい台。音と、カラフルさが良く、結構人気あった。私は嫌いだったが。

実家帰れば上記3種の販売用パンフがあるかもしれません。捜して見るかな・・・。あればスキャナーで取りこみたい。
ちなみに、この頃の西陣の台はエレックスシリーズと呼ばれていました。
電役機という意味だそうです。



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その10  1984年 8月 パチンコ業界冬の時代・・夏なのにねぇ。

運転免許を取得し、あとは車と彼女が欲しい?

パチンコ、麻雀、バイトと、学校行くヒマも無く(爆)、適当に青春を楽しんでいた頃ではあります。ちっと暗かったかな?それにそんなヤツかまう女なんか居るわけない!

当時流行りの「シブガキカット」にサマーセーター・・ペダルプッシュと呼ばれるスリムジーパン+リーガルのデッキシューズ。

何処にでもいる、フツーの格好の学生ですが、中身は銀玉でいっぱい。

パチンコ屋のバイトは、店長の権力闘争にあおられ、辞めたり復帰したりとか何だか定着しません。

この頃、パチンコは袋叩き状態になっておりました。

当時のセブン台が射幸心をあおるという理由から徹底追放。新機種は認定が降りず、ハネモノも認定が降りず、しかも、セブン台の設置は全体の30%以下にするなどの超クダラナイ取り決めの中、規制、規制、でガンジガラメになります。

セブン台は30秒のアタッカーオープン+10R継続。今のようにテンカウントではありませんので、30秒、何発でも拾える。

ラッキーブラボーは4000発も可能でしたが、このような大量出玉に歯止めがなされ、15秒規制が発令されました。

出玉は半減、しかし確率は変らない。ホールは回して遊ばすしか方法がありません。また、こんな規制があっても、新機種の15秒機は認定がおりず、だから、今以上にツマラナイ時代になりました。

ある週刊誌で、アイドル7、ルーキーZの目押し攻略法とリーチ目が公開されましたが、これが、実は全くのデタラメではありませんでした。

当時の抽選は停止時の乱数が大当たり乱数であれば、当り。表示出目と乱数が同じだったり・・・。ストップボタンがあり、これは今のスキップと違い、止めたときが大当であれば当るのです。

また、機種によっては毎回のように回っている間に777が揃うチャンスがあるので、一部でボタン攻略法なるモノも当然ありました。

前に書きましたターボなんかはまさにその通りでした。

アイドル7はボタンの誤差がある場合が多く、性能が悪いのですが、ルーキーZはボタン押しから止まるまでラグが無く、取りあえず、目押しで多少は揃い易くなるというのが流行りました。

それはデジタルが8形でなので、8の左の棒が消えた時に押すと、左デジタルは3と7しか止まりません。

8型ですが、数字は0→3→5→7の順でロータリーしています。
3の時に押すと7.7の時に押すと3が止まります。

3と7の左はデジタルが消えます。これに留意すると「3」が見えてくるのです。

慣れてくると面白いほど、左デジタルが「7」になります。

当時は777-7なので、4つも7を揃えるのは難しいのですが、フツーに打つよりも7は揃い易くなります。

適当に効果がありましたが、当時は今のイスカンダル分母に匹敵するくらい、揃わないので、面白くなく、その為、もっと効果的な機種を狙っていました。

ルーキーZは、当時大HITのセブン台でした。

女子プロレスの「ミミ萩原」がイメージガールで売りだし、セル板もカッコよく、とても人気がありました。

裏話では、ターボシリーズが排除され、単独検定が降りず、大一の基盤を使い、独自のセルで売り出したと聞いています。

感覚的には「新海」と「海です」の関係みたいなもんですかね?

余談ですが、元祖フィーバーに凄い攻略法があったらしいです。

私にパチを教えてくれたSが、浪人中、T駅のT会館(パチ誌でもよく登場)で発見したのは、左7が揃った時にボタンをベタ押しすると、7が固定するらしい。まるで、Fザキングの予告みたいですね。更に、台によっては真中の7や右の7も固定されることがあって、777-xの時にベタ押ししたら、777が固定され、上デジだけの勝負になったらしい。この固定ははしばらく続き、突然と解除されるとのことでした。

つまり1/500とも言われた機種が1/10になるという事です。

これは、所謂タコフィーバーの前のまさに元祖フィーバーで、結構色んな人からこの話は聞いたことがあります。ベテランの方ご存知ありませんか?
師匠は知っていらっしゃるかな?

<本日登場の機種>
ルーキーZ(西陣)ALL13
777-7で30秒+10R、その他は0、6秒かな?アタッカーが開く。
確率不明。出玉2500~3000発。
デジタルは0、3、5、7がローターリーする。
リーチ目・・・035-7、070-7、775-5等が噂されていた。
確かに035-7は信頼度はありました。






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